気管支バルブ治療を受けられた患者さまの声 ― 工藤さん
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肺移植を検討していた中で出会った新しい治療
重症COPD(慢性閉塞性肺疾患)により、将来的には肺移植も視野に入れて治療を続けていた工藤さん。
56歳の頃、肺移植が必要かどうかを判断するために専門病院で詳しい検査を受けました。
しかし、その時点では「まだ移植が必要な段階ではない」という結果となり、定期的な通院を続けることになりました。
そんな中、日本で気管支バルブ治療が受けられるようになり、担当医から新たな治療の選択肢として紹介されました。 -
息苦しさで感じ始めた仕事への不安
当時、工藤さんはスーパーの管理者として働いていました。店内を巡回し、レジ対応や買い物かごの回収、駐車場の見回りなど、一日中歩き回る仕事です。
しかし、息切れのため体力的な負担を強く感じるようになり、「体力的にこのまま仕事を続けられるだろうか」という不安を抱えていました。 -
治療後も続く仕事と日常生活の変化
気管支バルブ治療を受けて約2年が経った現在、工藤さんは「昔のようにとはいかないけれど、この治療を受けたから仕事を継続できていると思います」と話します。
息苦しさは治療前よりも軽減し、その状態を維持できています。退院後の日常生活では、「階段が以前より楽になった」と感じるようになり、仕事でも体の動きやすさを実感したそうです。現在もスーパーで勤務を続け、一日に約1万歩以上を歩く生活を送っています。「店内を歩き回ったり、重い買い物かごを運んだりできているのは、この治療のおかげだと思います」と話してくれました。 65歳までは働き続けたいという目標もあり、その思いを支える治療になっています。
また、仕事だけではなく、以前よりも旅行を楽しめるようになったと言います。
「旅行ではたくさん歩くけれど、苦にならなくなった」と話します。日々の生活だけでなく、ご家族での外出を楽しめる時間も増えたことは、大きな喜びのひとつになっています。 -
定期的な受診で安心して治療を継続
現在も定期的に病院を受診しています。検査ではバルブの位置にわずかなズレがみられていますが、「息切れの症状が強くなれば、入れ直しもできると聞いているので安心しています」と前向きに話します。 必要に応じて追加治療を行えることも、この治療の特徴のひとつです。
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工藤さんからのメッセージ ― 治療を検討されている方へ
最後に、これから治療を検討している方へのメッセージを伺いました。工藤さんはこう語ってくれました。
「迷っているなら、一度話を聞いてみてもいいと思います。肺や胸を切らずに治療が出来るという点も安心でしたし、私は受けてよかったと思っています。」

このインタビューの内容がすべての患者さんにあてはまるものではありません。
個々の患者さんによって適切な治療が異なるため、必ず医師とご相談ください。